第155回定期
「降り注ぐ煌めき、深まる精神」
東京文化会館小ホール
2025年5月13日(火)19:00
ヴィヴァルディ
2つのヴァイオリンのための協奏曲
ハ長調 RV507
Vn戸原直 小川響子
ヴィヴァルディ
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲
変ロ長調 RV548
Ob青山聖樹 Vn玉井菜採
J.C.F.バッハ
ソナタ ハ長調
Vn玉井菜採 Ob青山聖樹 Cemb大村千秋
J.S.バッハ
ヴィオラ・ダ・ガンバ ソナタ
ト長調 BWV1027
Vc懸田貴嗣 Cemb大村千秋
J.S.バッハ
2つのヴァイオリンのための協奏曲
ニ短調 BWV1043
Vn小川響子 戸原直
(Orch)Vn玉井菜採 佐原敦子 Va大野かおる Vc懸田貴嗣 Cb渡邉玲雄 Cemb大村千秋
チケット
S5000 A4500 B4000 学生(A,Bの席のみ)3500
協力:管楽器専門店ダク
TEL 045-595-0223

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ヴァイオリン 玉井菜採
桐朋学園大学在学中に、プラハの春国際コンクールに優勝。卒業後、スヴェーリンク音楽院、ミュンヘン音楽大学にて研鑽を積む。この間、J.S. バッハ国際コンクール最高位をはじめ、エリザベート王妃国際コンクール、シベリウス国際コンクールなど、数々のコンクールに入賞している。平成14年度文化庁芸術祭新人賞、平成20年度京都府文化賞奨励賞など受賞。国内外で、活発な演奏活動を展開している。紀尾井ホール室内管弦楽団コンサートマスター、東京クライスアンサンブルのメンバー。東京藝術大学教授。使用楽器は藝大所蔵の Stradivarius“Ex-Park”(1717)。

ヴァイオリン 小川響子
東京藝術大学を経て、同大学院修士課程を首席で修了。ベルリン・フィルハーモニー・カラヤンアカデミーを修了。第10 回東京音楽コンクール第1位及び聴衆賞、リヨン国際室内楽コンクール第3位。葵トリオとして2018年ARDミュンヘン国際音楽コンクール優勝、第28回青山音楽賞バロックザール賞、第29回新日鉄住金音楽賞フレッシュアーティスト賞、第22 回ホテルオー クラ音楽賞受賞。ソリストとして東京交響楽団、新日本フィル、日本フィル、東京都交響楽団、札幌交響楽団等と協演。2024年より名古屋フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターに就任。

ヴァイオリン 戸原直
東京藝術大学音楽学部を卒業、同大学大学院を修了。リューベック音楽大学にてドイツ国家演奏家資格を取得。2012年第17回コンセール・マロニエ21弦楽器部門第1位。デザインK国際音楽コンクール2012全部門グランプリ第1位。16年バンフ国際弦楽四重奏コンクール(BISQC)にてCareer Development Awardsを受賞。2017-2023年藝大フィルハーモニア管弦楽団コンサートマスター、現在、読売日本交響楽団コンサートマスター。紀尾井ホール室内管弦楽団、Ensemble FOVE、ムジカ・ヴィッツのメンバー。Lemoned Quartetヴィオラ奏者。

ヴァイオリン 佐原敦子
東京藝術大学附属音楽高等学校、東京藝術大学卒業。同大学院修士課程ヴァイオリン専攻修了。文化庁芸術家在外研修員として2年間留学、ウィーン国立音楽大学大学院室内楽科修了。ウラルスク国際コンクール優勝。
イギリスのToccata Classics より「Julius Röntgen:Chamber Music Vol.1」 をリリース以来、ユリウス・レントヘンの日本初演を積極的に行う。近年Bravo recordsよりリリースした「プーランク ヴァイオリン ・ソナタ」は、読売新聞、日経新聞などで好評を得た。東京藝術大学大学院室内楽科非常勤講師を経て、藝大フィルハーモニア管弦楽団メンバー。

ヴィオラ 大野かおる
東京藝術大学大学院修了。在学中より活発な演奏活動を開始。ターティス国際ヴィオラコンクール(イギリス)では2つの特別賞を、東京国際音楽コンクール「室内楽」では第一位入賞併せて2つの特別賞を受賞。ソロと室内楽を中心に国内外で活躍。アンサンブル of トウキョウでは創立以来メンバーとして活躍。著名なアーティストとの共演は数え切れず常に高い信頼を得ている。現在は カルテット・プラチナムのメンバーとしても活躍。東京音楽大学等で後進の指導も行う。

チェロ 懸田貴嗣
東京藝術大学院修了後、ミラノ市立音楽院で学ぶ。伊ボンポルティ国際古楽コンクールで第1位受賞。リクレアツィオン・ダルカディア、ラ・ヴェネシアーナ、バッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーとして、世界各地の音楽祭に招かれている。これまでエマ・カークビー、ミカラ・ペトリなど多くの著名なソリストと共演している。CD「ランゼッティ/チェロ・ソナタ集」で文化庁芸術祭優秀賞を受賞。2024年秋リリースのCD 「コスタンツィ/チェロ・ソナタ集」も朝日新聞等メディアでもとりあげられ、大きな話題となっている。

コントラバス 渡邉玲雄
東京藝術大学卒業、同大学院修了。ヴュルツブルク音楽大学マイスタークラス修了。バイエルン国立歌劇場オーケストラアカデミー、新日本フィル首席を経て、現在愛知県立芸術大学准教授、名古屋音楽大学客員准教授。セイジオザワ松本フェスティバル、PMF、小澤征爾音楽塾、宮崎、赤穂、姫路、ラフォルジュルネ東京、新潟など様々な国際音楽祭に出演。コントラバスソロの分野では、新日本フィル、藝大フィルと協奏曲を共演。NHK-BSプレミアム「クラシック倶楽部」、NHK-FM「名曲リサイタル」など様々なメディアに出演。

チェンバロ 大村千秋
東京藝術大学大学院古楽科チェンバロ専攻修了。修了時に大学院アカンサス音楽賞受賞。2009年度文化庁新進芸術家海外研修員としてオランダに留学、アムステルダム音楽院チェンバロ科およびフォルテピアノ科にて学ぶ。第21回古楽コンクール山梨において最高位受賞。帰国後はソリストまた通奏低音奏者として活動の幅を広げるとともに後進の指導にも力を注いでいる。東京音楽大学、桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。

オーボエ 青山聖樹
幼少よりドイツで育ち、名手インゴ・ゴリツキー氏のもとでオーボエを始める。東京芸術大学附属音楽高校、同大学を経てシュトウットガルト音楽大学を卒業。ボン・ベートーヴェン・ハレ管弦楽団の首席代行、フィルハーモニア・フンガリカ、新日本フィルハーモニー交響楽団首席奏者、NHK交響楽団首席オーボエ奏者を歴任後、韓国チェンバーオーケストラ首席奏者に就任。武蔵野音楽大学でも後進の指導にあたっている。ソリストとして KBS交響楽団、韓国交響楽団、北京交響楽団、ソフィア・フィル等と協演。EMI、Octavia、TelDec、Credia 、Genuin MeisterMusic等より15枚以上のCDをリリース。